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歯の知識

虫歯じゃないのに痛い!歯ぎしりを原因別に治す方法

親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のあおぞら歯科クリニック本院です。皆さん、虫歯がないのに歯や顎が痛む原因の一つに「歯ぎしり」があることをご存じでしょうか?

朝起きると顎がだるい、歯がしみる、頭痛がする。そんな不調を感じて歯科を受診しても、虫歯は見つからない。実はその痛み、睡眠中の歯ぎしりが引き起こしているのかもしれません。歯ぎしりは無意識のうちに歯や顎へ大きな負担をかけ続け、放置すると歯が割れることもある身近な症状です。

歯ぎしりとは?虫歯がないのに歯が痛くなる仕組み

歯ぎしりとは、上下の歯を強くこすり合わせたり噛みしめたりする無意識の習慣のことです。医学的には「ブラキシズム」と呼ばれ、主に睡眠中や集中時に起こります。

日中に意識して噛む力はせいぜい数十kg程度ですが、睡眠中の歯ぎしりでは体重の2〜5倍、人によっては100kg以上の力がかかるといわれています。この強い力が歯や顎の関節を傷め、虫歯とは別の痛みを生み出すのです。

歯ぎしりには3つのタイプがあります

歯ぎしりと一口に言っても、その動きは大きく次の3種類に分けられます。

  • グラインディング:歯を左右にこすり合わせる、いわゆる「ギリギリ」という音を伴うタイプ
  • クレンチング:音を立てず上下の歯を強く噛みしめる「食いしばり」タイプ
  • タッピング:上下の歯をカチカチと小刻みに鳴らすタイプ

このうち、音が出ないクレンチングは家族に指摘されにくく、本人も気づかないまま症状が進むことが少なくありません。

放置すると現れる症状

歯ぎしりを長く放置すると、次のような不調につながります。

  • 歯がすり減って薄くなり、知覚過敏でしみる
  • 歯の根元が欠ける、歯が割れる
  • 顎の関節が痛む「顎関節症」を引き起こす
  • 肩こりや頭痛、起床時の顎のだるさ

「虫歯がないのに歯がしみる」「朝起きると顎が疲れている」という方は、歯ぎしりのサインかもしれません。

歯ぎしりはなぜ起こる?主な原因

歯ぎしりを治すには、まず自分の原因を知ることが何より大切です。原因は人によって異なり、大きく次の3つに分けられます。

原因1:ストレスや緊張

最も多いといわれるのが、精神的なストレスです。日中に溜まった緊張を、脳が睡眠中に歯ぎしりという形で発散していると考えられています。仕事や人間関係の負担が大きい時期に、歯ぎしりが強くなる方は少なくありません。

原因2:噛み合わせのズレ

上下の歯がうまく噛み合っていないと、顎が安定する位置を探して無意識に歯を動かしてしまいます。詰め物や被せ物の高さが合っていない場合や、歯並びの乱れも、噛み合わせのズレにつながる要因です。

原因3:生活習慣

日々の何気ない習慣も歯ぎしりを招きます。具体的には次のようなものです。

  • 就寝前の飲酒や喫煙
  • カフェインの摂りすぎ
  • スマートフォンの長時間使用による緊張
  • うつ伏せや横向きで顎に負担のかかる寝方

これらは睡眠の質を下げ、歯ぎしりを起こしやすくすると考えられています。

原因別・歯ぎしりを治す方法

ここからは、原因に応じた対処法をご紹介します。複数の原因が重なっている場合は、組み合わせて取り組むことが回復への近道です。

ストレスが原因の場合

まずは心と体の緊張をゆるめることが大切です。ぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かる、就寝前に深呼吸やストレッチを行うなど、リラックスできる時間を意識して作りましょう。日中に「歯を離す」と書いた付箋を目に入る場所へ貼り、食いしばりに気づく習慣をつける方法も効果的です。

噛み合わせが原因の場合

噛み合わせのズレは、ご自身で直すことが難しい部分です。歯科医院での調整が必要になります。あおぞら歯科クリニック本院では、歯科用CTや口腔内スキャナーといった機器を活用し、お口の状態を立体的に把握したうえで、一人ひとりに合った調整を行っています。原因に合わせた対応を心がけておりますので、噛み合わせが気になる患者様はお早めにご相談ください。

代表的な対処法が「ナイトガード」です。これは睡眠中に装着するマウスピースのことで、歯や顎にかかる力を分散し、すり減りや割れを防いでくれます。当院では患者様のお口に合わせたナイトガードを作製でき、多くの方の負担を和らげています。

 

生活習慣が原因の場合

日々の習慣を見直すことで、歯ぎしりは軽くできます。今日から始められる工夫は次のとおりです。

  • 就寝の3時間前までに飲酒・喫煙を控える
  • 夕方以降のカフェインを減らす
  • 横向きやうつ伏せを避け、仰向けで眠る
  • 寝る前のスマートフォン使用を控える

小さな習慣の積み重ねが、顎の負担を減らすことにつながります。

当院では、毎回同じ歯科医師・歯科衛生士が担当する制度を取り入れ、お口の変化を継続的に見守る体制を整えています。歯ぎしりは一度の治療で終わるものではなく、定期的に経過を見ていくことが回復の鍵となります。

まとめ

歯ぎしりはストレス・噛み合わせ・生活習慣など、原因によって治し方が変わります。虫歯がないのに歯や顎が痛む方は、放置せず早めの対処が大切です。船橋市のあおぞら歯科クリニック本院では、お一人おひとりに合ったケアをご提案しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者

あおぞら歯科クリニック船橋本院 院長 古橋 淳一

医療法人社団爽晴会 理事長

あおぞら歯科クリニック船橋本院 院長 古橋 淳一/歯科医師

広島大学歯学部卒業後、千葉県内の歯科医院にて勤務。

平成17年にあおぞら歯科クリニックを開院し、平成19年に医療法人社団爽晴会を設立。

現在は船橋市・鎌ケ谷市を中心に複数の歯科医院を展開し、”お口の健康から全身の健康を守る”ための診療を行っている。

本記事は、医療情報の正確性・分かりやすさに配慮し、歯科医師監修のもと作成しております。