Column お口の健康コラム

歯の知識

口内炎薬について

船橋市のあおぞら歯科クリニック 歯科衛生士の110です🐻

 

2022年もよろしくお願いいたします。

 

 

今回は口内炎の塗り薬についてご紹介します。

口内炎薬には軟膏薬、貼付薬、服用薬などさまざまありますが、当院では軟膏薬を処方しております。

軟膏薬はすぐ取れちゃうんだよね…と患者さまからよく耳にしますが、塗布時にちょっとコツがあります。

 

私自身、口内炎が出来やすいので辛い痛み…よくわかります。

 

痛いので、塗布時に触りたくないのもわかるのですが、患部をしっかりと乾燥させることが大切です。軟膏薬は表面が乾いていないとうまく付かないのです。

まず、ティッシュなどで患部表面を押さえて唾液をとります。これが1番痛い行程ですが、ぐっと我慢です。その後、軟膏薬を塗布します。患部を覆うように少し盛り上げてのせると良いです。最後に、濡らした指などで軟膏薬の上をポンポンっと触り、表面をつるんとさせます。舌で触れるところであれば、舌先で薬の上を舐めるようにすると良いです。これで薬が他の部分につきにくくなります。最後の行程がポイントなので、ぜひやってみてください。

ちなみに指が届かない時は、綿棒を使うとやりやすいのですが、唾液をしっかりとるために、そこはティッシュなどでぐっと押さえてください。痛いですけど、薬がちゃんと塗れれば治りも早いです。

 

口内炎はお口の中が汚れていると治りも悪いので、常によく歯磨きをして清潔を保ちましょう!